ラオスのパスポート
突然ですが皆さんパスポートはお持ちですか?
コロナが明けて(?)、海外旅行にこれから行かれる方、また海外から日本に来られる方、世界中の人の往来が再開されましたね。
このパスポート、日本のパスポートは強いと聞いたことはありませんか?
これは、ビザなしで外国への渡航が可能な国の数を「パスポートの強さ」と表現されています。
ビザ(VISA)とは?
まずそもそもVISA(ビサとは)、
VISAは、国際的な旅行や滞在に関連する許可書や印章のことを指します。
ビザは、特定の国を訪れるために必要な公式な文書であり、その国の入国管理当局によって発行される。
と定義されています。
ビザには、目的や滞在期間、許可される活動などに基づいてさまざまな種類があります。
例えば、観光ビザ、ビジネスビザ、学生ビザ、労働ビザなどがあります。
各国は、自国の法律や政策に基づいてビザの要件を定めており、訪問者がビザを取得する必要がある場合があります。
ビザの取得は、通常、申請者が必要な書類や情報を提出し、所定の手数料を支払うことで行われます。
また、一部の国では面接や指紋採取などの手続きも必要な場合があります。
簡単に言うと、
外国に行くために予めその国からもらう「入国して良いですよという許可」のようなもの。
だと思って下さい。
日本人はビザ(VISA)なしで海外に行けるの?
日本は多くの国とビザ免除協定を締結しており、なんと193カ国もの国にビザ無しで訪問することが可能です。
これはシンガポールと並んで、世界で1番強いパスポートと言われています。
次いでドイツ、スペインが191カ国。
オーストリア、デンマーク、オランダ、スウェーデン 189カ国。
大国である中国 は81カ国。意外ですね。
これは日本の国際的な関係の良さと、信頼性の高い国民性が評価されている結果と言えます。
私が住むラオスは?
ラオスのパスポートでビザなしで訪問できる国は50カ国以下?
ラオスのパスポートでビザなしで訪問できる国の数は正確には公表されていないのですが、50カ国以下と言われています。
実際、ほとんどは近隣アジア諸国のみに限られると予想されます。
ラオスは、周囲の多くの国と接していますが、政治的な不安定さや地理的な制約により、ビザ免除協定の数が限られています。
また、ラオスは経済的に発展途上国であり、国際的な影響力や地位が他国と比較して低いとされています。
国家の発展や経済力は、ビザ免除協定の締結やパスポートの評価にも影響を与えています。
ラオス人は日本に行けない?
我々日本人がラオスに行こう!と思ったら、パスポートを用意して飛行機に乗るだけです。
ビザを取得する必要はありません。
では、ラオス人は日本に行くことが出来ないのでしょうか?
結論、ラオス人でもきちんとビザを取得すれば日本に行くことができます。
しかし、この手続きが思ったより難しい!
先日私の友人が日本へ行くためのビザの申請をしたのですが、
結論、「拒否」されてしまいました。
この友人は日本へ訪問する事が叶いませんでした。
これは在ラオス日本大使館にビザの申請をするのですが、
渡航理由、渡航期間中のスケジュール、勤務状況、資産状況、多くのことを聞かれ総合的に判断されます。
少しでも懸念?があると、ビザがおりません。
桜や富士山、海が見たいと言っていたラオスの友人はとても落ち込んでいました。
不公平?
パスポートの評価やビザの要件は国々間で不公平な差が存在します。
これは各国の政治的、経済的な状況や国際的な関係、セキュリティ上の懸念などによって影響を受けるためです。
一部の国のパスポートが他国のパスポートよりも優遇される場合があることは事実です。
日本に生まれてラッキー
ラオスに来てつくづく感じますが、我々は日本に生まれるだけでラッキーだと思います。
もちろん色々な環境があり色々な意見があると思いますが、国際的な信用力の高さ、治安の良さ、日本が他国より優れている点は数えられないくらい多くあります。
こんなに恵まれた日本のパスポートですが、現在の日本人のパスポート保有率は20%を下回っているそうです。
もったいない!!
どこの国にも行ける印籠のようなパスポート。
ぜひ多くの日本の方に日本の外も見て頂き、改めて日本の素晴らしさを感じて頂きたいなと思います。
よって、サンクチュアリの会議がラオスで開催される日を心待ちにしています😋