親子
2週間に一度、定期的に両親に手紙を送っている。
2週間の間に思った事、感じた事、出来事を書き出して送る。
便箋や綺麗な紙は使わない。
企画で使った様な裏面に、パッパッパっと書いて出す。
いつか振り返って読む機会があれば、
その時、何を思い何をしていたのか知る事ができる。
両親に手紙が届くと、慣れないラインで一言、活字が届く。
相談でもなく感謝を伝えるわけでもない。
ただただ、今起きている事をペンにしたためる。
両親からも特にお礼の言葉があるわけでもない。
今回手紙に〝助けるムズかしさ〟〝ひきうける、断るムズかしさ〟〝子そだてのムズかしさ〟を書いて送った。
父からは〝頑張りましょう〟と一言ラインが来た。
僕は父にラインで〝こんな時、お父さん、お母さんはどうしたんだろう?と常々思い出しています。〟
と送った。
そしたらまた一言活字が届いた。
〝親子で泣けば?〟だった。
ほんとにその通り。心が救われた。
さこもとたくみ