2021年も11月/12月と残り2ヶ月となりました。
日本の先月10月は緊急事態宣言解除となり、久しぶりの規制の無い月となりまし た。
コロナにつきましては新株の日本上陸も認められたようで油断は禁物です。インフルエンザの流行も心配されておりますので、体調には十分に気をつけて頂き、残りの2021年を過ごして頂きたいと思います。
さて、私事ですが今回は2021年を振り返り、ただ反省や満足するだけではなく、来年に生かせる事を皆様と共有できたらと思います。
目標を達成できた事は素直に自分を認め、達成できなかった事や失敗に焦点を当てて行きます。
失敗(特にポカミス)をした時、皆さんはどうしますか?
私は、原因追及することに努めます。そうでないと再び同じ原因でポカミスを起こし、守れたはずのお金、時間等を再び失うからです。
ポカミスが発生した時は、『なぜ』『なぜ』『なぜ』を3回繰り返す(真因の追及)と原因を改善できると言われております。
【現 象】
↓
【なぜ①】原因①
↓
【なぜ②】原因②
↓
【なぜ③】原因③
まずはポカミスの現象から下方へ、「なぜなぜ」を繰り返して 「真因(多くの場合は複数ある)」を追求します。
「原因の原因」 を追究していくと(原因が作り込まれた過程をたどっていくと)、
原因が「4M1I【人(Man)、物(MaMaterial)、設備(Machine)、方法 (Method)、情報(Information)】」
のいずれにおいても階段的に、 層状の構造を持っていることが分かります。
通常、原因は「4M1I」のいずれかにある。
では、原因が分かった後は、再発防止策を練る必要があります。
分かった!だけでは意味がなく、同じ事を繰り返さない対策が重要です。
ポカミスの「原因(真因)」を除去することが「再発防止」であり、そのための具体的な行動策が「再発防止策」です。
前述した通り、原因は「4M1I」のいずれかにあるため、「再発防止策」は「4M1Iの改善(策)」となります。
例)
・人員配置に問題があるのなら、人員の配属替えを行う。
・物、設備が原因であれば、費用対効果を考慮して物の入れ替え、増設を行う。
・方法が原因であれば、方法を見直す。
・情報が誤っていれば、情報源を見直す。
これは規模感のある事業から、個人事業、私生活まで共通して言えることだと思います。
来年の目標を立てる時期かと思いますが、今年できなかった事を来年に持ち越す事ってありませんか?
なぜ今年それができなかったのか、原因を追及してみる価値はあるかもしれません。